Land-Wasser-Schlepper (BROMCO) making
タミヤのティーゲルT(初期型)の製作です。
今回は実際の画像から情報を読み取って、それを模型で再現するいうことをやってみました。ある意味、自分にとって未開の地のような作業です・・・汗。資料は「ティーガー重戦車写真集 大日本絵画」この中から、第503重戦車大隊334号車を再現したいと思います。この334号車は砲身と砲盾が車体と違った迷彩になっており、アフリカ向けの迷彩の車体に後から交換されたと思われます。また砲盾の形も通常とは違っていて、角が取れたような形や、端っこが欠けているという形状となっています。あと特徴として、木材運搬用のラックや起動輪ボルトの緩み止めワイヤなどが見られます。まずは写真をみると右のマフラーガードの下部が凹んでいるので、ここから再現してみたいと思います。凹んでいるところを再現するにはやはりプラで表現するのは難しく、ここは真鍮板で作り直すことにします。
@キットのマフラーガードにマスキングテープを貼り、型紙を作ります。
A0.1mmの真鍮板にマスキングテープを貼り、切り出していきます。切り出しには普通のカッターナイフを使いますが、一度に切ろうとはせず、何度も切って切断します。刃はすぐに切れなくなるので、すぐに交換します。
Bニードルで両端にしっかりと折り目を付けます(上下の凸部分は裏からニードルで罫書いておきます)。
ラジオペンチ(ギザギザなしタイプ)を使って曲げますが、曲げるときは小さいほうの面をガッチリ挟んで(ペンチを縦にして)、曲げるとうまくいきます。次に丸みを付ける作業ですが、丸いペン(自分は細マジックペンを使用)を当てながら丸みを付けました。一度に曲げようとはせず、様子を見ながら丸めていきます。鋭角に曲がってしまうと、修正が困難になります。
Cサイドスカートやバケツも凹みや折れ曲がっているので、同様に真鍮板で製作しました。思いのほかバケツが一番くせ者で、何度も作り直すことに。やっぱ型紙がないと難しい・・・か。(2008.8.24)

サイドスカート部分は、モデルカステンのキャタピラキットにボルト基部のパーツが付いていたのでそれを利用しました。
またサイドスカートやボルト基部の位置を示した型紙も添付されていたので、それを利用して位置決めを行っています。
材木ラックは真鍮パイプと真鍮線で自作。(真鍮パイプを切断するときはそのままニッパーで切断すると潰れてしまうので真鍮線を通して切断した。)
写真をよく見ると、木材ラックの横に何かの溶接跡のようなものが見えたので、プラ板で再現した。
後部のジャッキに突っ込んでるワイヤカッターも同様に再現した。
右側の第3転輪が外れていたので取り外し、車軸のパーツを付ける。(これは元からキットに付いているパーツで、こんなものがキットに同封されてるなんて・・とちょっと感動)
認識用国旗はティッシュで再現。
パテを伸ばして付けるべきか迷ったが、薄さが欲しかったのでティッシュを選択。
ティッシュを適当な大きさに切り、ケベックカステンに乗せ、水溶き木工用ボンドを垂らして一晩置いて固めます。
目止めのために、ラッカーパテをシンナーで溶き、塗ります。乾燥後、ポリパテをラッカーで溶き、塗ります。
この時点でまだ毛羽立った感じがあったのでもう一度、ラッカーパテを塗りこんでいます。
乾燥後はティッシュの質感は消え、滑らかな感じになりました。(2008.8.31)



塗装途中です。
砲身と砲盾が散髪屋の看板みたいです。
車体はダークイエローベースにグリーンの迷彩をしました。
・・・が、しかし・・・・・・・・
(2008.8.31)

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