sWS "UHU" (LIONROAR) making
ライオンロア 1/35 WWII 独重国防軍牽引車(sWS)ウーフー赤外線暗視観測装置搭載型、組み立て中です。
ライオンロアというとアフターパーツのメーカーというイメージがあったのですが前作の『KS750』や『R75』等、インジェクションキットもリリースするようになり、今回のsWSもどういうキットになるのか非常に楽しみにしていました。
パーツの状態ですが、かなりシャープで切れがよい状態で、ヒケ等もなく、パテは必要ありませんでした。エッチングも必要最小限にまとまっており、プラでは表現しきれないところをサポートしています。操縦席内部や車体後部の兵員室内部まで車内も細かく再現されており、無線機もセットされています。一番の見どころである赤外線暗視観測装置も取っ手やリベット等が細かく再現されており、アーム部分の細かいところはエッチングで表現されています。また2層のレンズ部分はクリアパーツを使用、ライト内部のルーバーはエッチングで再現されています。キャタピラは連結組み立て式で弛みも容易に表現することができます。一番驚いたのは前輪のタイヤ部分で、スライス状態の6つのパーツを組み合わせるという凝った構造になっており、タイヤの溝がリアルに現れます。

(2009.9.11)

基本塗装終了です。
ベースの塗装には、クレオスのダークイエローにガイアノーツのダークイエローとホワイトで明るめに調整した色を吹いています。余談ですがダークイエローはクレオスのほうが黄色が強く、最近は彩度を優先してこちらを使っています。上面には更にホワイトを加えたものを吹きつけます。ここで上面と側面の明度の差をかなり付けておくことで、仕上げのスケール感が大きく変わってくると考えています。迷彩ですが、ガイアノーツのオリーブグリーンとクレオスのフラットアースを使用しています。ここではいつも愛用していますアネスト岩田のエアブラシ、カスタムマイクロン CM-CPが活躍してくれます。口径が0.23という、細すぎず太すぎずの丁度良い口径で、細かい迷彩塗装には威力を発揮してくれます。また、精度が良いので吹き始めに良く起きる、塗料がダマになってしまう失敗は全くありません。なので躊躇せずに作業することができ、今回も何のプランニングもせず、いきなり吹いて一気に迷彩を吹くことができました。いい道具は仕事を助けてくれます。

(2009.9.16)



車両完成です。
デカールをマークソフターでしっかり貼った後、つや消しスプレー(水性)を吹き、デカールをコートしておきます。
フィルターはモノクロームチントクール(ホルベイン)とネーブルスイエローフレンチ(クサカベ)を使いました。完全に乾燥させた後、ウォッシングします。
ウォッシングには油絵の具のローアンバーをエナメル溶剤で溶いたものを使用しました。サッと塗り、20分間乾燥させ、8割方、乾いたところでふき取り作業をします。綿棒にエナメル溶剤を付け、縦方向を意識しながら拭き取っていきます。ただ、あまり残すことを考えず作業したほうがいいかもしれません。拭き取りすぎた場合は後で足せば補正できます。
スミイレにはハンブロールのブラックを使用。リベット部分やパネルの継ぎ目部分に流し込んでいきます。乾燥後、はみ出した部分は綿棒できれいに拭き取っておきます。
エイジングとチッピングはアクリル塗料で行いました。最後にピグメントでランダムなポイントを汚しています。
(2009.9.22)

完成ギャラリーへ