トランペッターのノイバウファールツォイク、完成です。
迷彩はGSIクレオス(ラッカー)のウッドブラウンを吹いていきました。
キットにカラーの塗装図があるのでそれを参考にしています。この後の汚れ塗装を考えて、基本塗装はかなり明度を上げて、明るく仕上げています。車輪のゴム部分はヴァレホのパンツァーエース ブラックラバーを使用しています。しかし、今更ですがヴァレホやライフカラーといった優れたアクリル塗料があるおかげで筆塗りが本当にやり易いです。昔は筆ムラとの戦いでしたがこれらの塗料は全く筆ムラもなく、また抜群の発色をしてくれます。水性なので筆も水であらえるし、ほんといい世の中になったものです。乾燥後、「色の付いた水」程度に薄めたフェーデッド・グレイ(502アプタイルンク)を全体にサッと塗ります。乾燥後、同じく薄めた油絵の具のコバルトブルーヒュー(ホルベイン)やウォッシュブラウン(502アプタイルンク)を塗っています。乾燥後、スミイレにシャドウブラウン(MIGプロダクション)を使用。パネルの筋やボルト部分の凹んだところに染み込ますように塗っていきます。一晩乾燥させ、はみ出した所を溶剤を含ませた筆で修正していきます。この修正具合で陰影を強調したりすることができるので、結構重要な工程ではないかと思います。油絵の具のフェーデッドグレー、ウォッシュブラウン(502アプタイルンク)、ブルー、ホワイト(ホルベイン)を点付けして、溶剤を付けた筆で伸ばして行き、色味に変化をつけていきました。チッピングはヴァレホのブラウンや油絵の具のローアンバーを筆やスポンジを使って描き入れています。細かな傷は油絵の具で入れていきます。なぜか細い線は油絵の具のほうがコントロールしやすく、たとえ間違ってもすぐに溶剤で消せるので重宝しています。シャーシ下部や履帯は油絵の具(ホルベイン)ローアンバーとピグメントを混ぜたものを塗りつけ、乾かないうちにガルフウォー・サンド(MIGピグメント)とライトイエローオーカー(ヴァレホパステル)をランダムに乗せていきました。

(モデルグラフィックス誌 2011年11月号に掲載されました)
(2011.10.13)