7.5cm PaK40/3 auf Pz.Kpfw 38(t) Ausf. H
 バルバロッサ作戦の初期段階から、ドイツ国防軍はI号対戦車自走砲や牽引砲ではなく、機甲部隊に追従できる対戦車自走砲の必要性を実感していた。1941年の終わりには、例えばソ連のT-34やKV-1などの登場により、この課題は喫緊のものとなった。解決策として、旧式化して前線で通用しなくなった戦車を改造するか、もしくはその戦車の製造ラインを改修して、対戦車砲を搭載し、対戦車自走砲とする決定がなされた。38(t) 戦車をベースとしたマルダーIII はこの一連の計画の一つである。マルダーIII Ausf. Hは、標準の 7.5cm PaK 40/3 対戦車砲を、38(t)戦車G型の車台に搭載したものである。最初の試作車ではIII号突撃砲用のStuk40を搭載していた。H は、エンジンを後部に搭載していることを示す Heckmotor の意。(中央にエンジンを搭載したM型の登場するはるかに以前にH型と命名されており、単に38(t)G型の次なのでH型という説もある。)エンジンが後部にあるため、砲を搭載する装甲厚15mmの戦闘室は車体中央部に設置され、エンジングリル上には乗員が立つための足場が追加された。砲の射角は左右30度ずつあり、砲弾は38発を搭載。Sd.Kfz.139 同様、チェコ製の7.92mm MG37(t)機関銃が車体に搭載された。このタイプは Sd Kfz 138, 7.5cm PaK40/3 auf Pz.Kpfw 38(t) Ausf. H (7.5cm 40式3型対戦車砲搭載38(t)対戦車自走砲H型)と命名された。1942年から1943年の間に418門が製造された。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)
 ドラゴンのマーダー3H、完成です。一応、ディオラマにする予定で建物は製作済だったのですが、この塗装とマーキングが東部戦線なので、ちと合わないこともあり、とりあえず単体での完成とします。新しい塗料の使用等、実験的な作業でしたが、楽しく仕上げることが出来ました。

(モデルグラフィック誌 2007年5月号に掲載されました)

スライドショーへ
塗装的 ビフォーアフターへ
製作記へ