BT-5 soviet light tank
 アメリカの技術者、ウォルター・クリスティーがプライベート・ベンチャーとして開発した、装軌・装輪両用機構と、コイルスプリングと大直径転輪を利用したストロークの大きいサスペンションを持つ快速の「クリスティー戦車」は、本国アメリカではほとんど取り上げられることなく終ったが、戦前、これを輸入したソ連とイギリスでは、独自の発展を遂げた。特にソ連では、クリスティー戦車の1930年型を購入するとともに、そのライセンス権も獲得。31年末から、BT-2(BTとは、ビストロホドヌイ・タンク=快速戦車の略)として生産に入った。BT-5はその武装強化型で、45mm戦車砲を搭載。初期型は単純な円筒形に、砲弾を収める小さなバッスルを持つ砲塔を載せていたが(1933年型)、すぐにこれは、同時期に生産されていたT-26軽戦車と基本的には同じ、馬蹄形砲塔に改められた(1934年型)。33年型、34年型、さらに無線機を搭載した指揮戦車型を合わせ、BT-5はおよそ2000両弱が生産されている。その後、BTは装甲形状を改めたBT-7、さらにはディーゼルエンジンを搭載したBT-7Mへと進化し、傑作戦車T-34を生み出す母体ともなった。BTは、第二次大戦前夜のスペイン内乱、ノモンハンの戦いで使われ、1939年のポーランド侵攻にも参加。1941年の独ソ開戦にあたっても、まだ数量的には、ソ連機甲部隊の中核であった。 性能面では、キャタピラを履いて約50km/h、キャタピラを外した装輪走行では約70km/hと、その名に恥じない快速ぶりを示したが、基本的には装輪走行は悪路では使えず、キャタピラの離脱に手間が掛かるため、発展形のT-34では、両用機構は廃止された。(かば◎氏解説より)
 本当はベースを付けるつもりだったのですが、アップしちゃいました。砲塔はでろり笠松氏製作のレジン製で最高の出来です。この戦車はキャタの形が個性的でおもしろいですね。操縦席から覗いているフュギュアはレジン製ヘッドで笑顔がちょっと恐いです。(笑)
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